【チェックリスト付】サイトリニューアルでのSEO対策:5つの原因と7つの対策


【チェックシート付】サイトリニューアルでのSEO対策:5つの原因と7つの対策

「ホームページをリニューアルしたいけど、SEO順位が下がるのが怖い…」
「サイトリニューアル後、検索順位が大幅に下がってしまった…」

ホームページのリニューアルは、ビジネスを成長させるための有効な手段ですが、SEO対策を怠ると、検索順位が下がり、アクセス数が激減する可能性があります。

せっかく時間と費用をかけてリニューアルしたのに、逆効果になってしまっては意味がありません

この記事では、SEO検定1級ウェブ解析士の資格を持つ、エル・タジェールが、サイトリニューアルでSEO順位を落とさないための対策を、徹底的に解説します。

リニューアル前の準備から、リニューアル後の注意点、WordPressサイトのリニューアルのポイント、成功事例、チェックリストまで、サイトリニューアルのSEO対策に必要な情報をすべて網羅しています。

この記事を読めば、あなたもサイトリニューアルでSEOの失敗を回避し、集客・売上アップを実現できるはずです!

はじめに:なぜ、サイトリニューアルでSEO順位が下がるのでしょうか

ホームページのリニューアルは、デザインを一新したり、新しい機能を追加したりすることで、ユーザーにとってより魅力的で使いやすいウェブサイトに生まれ変わらせるチャンスです。

しかし、SEO対策を怠ると、検索順位が下がり、アクセス数が激減する可能性があります。

主な原因は、以下の5つです。

これらの原因を理解し、適切な対策を講じることで、サイトリニューアルによるSEO順位の下落を防ぎ、むしろ順位を向上させることが可能です。

この記事では、サイトリニューアルでSEO順位が下がる主な原因を、さらに詳しく解説します。

サイトリニューアルでSEO順位が下がる5つの原因

原因1:リダイレクト設定の不備

サイトリニューアルでURLが変更になる場合、301リダイレクトの設定は必須です。301リダイレクトを設定することで、古いURLから新しいURLへ、ユーザーと検索エンジンを恒久的に転送できます。

301リダイレクトとは?

301リダイレクトとは、ウェブサイトのURLが恒久的に変更されたことを示すHTTPステータスコードです。301リダイレクトを設定することで、

  • ユーザーが古いURLにアクセスしても、自動的に新しいURLに転送されます
  • 検索エンジンは、古いURLの評価(PageRankなど)を新しいURLに引き継ぎます

リダイレクト不備によるこんな失敗事例があります。

失敗事例1: リダイレクト設定を全く行わず、古いURLがすべて404エラー(ページが見つからない)になってしまい、検索順位が大幅に下落した。

ある企業が、ホームページを全面的にリニューアルしました。デザインを一新し、コンテンツも大幅に見直しましたが、URLの変更に伴うリダイレクト設定を一切行いませんでした。その結果、リニューアル前のURL(古いURL)にアクセスすると、すべて「404 Not Found」(ページが見つかりません)エラーが表示される状態になってしまいました。
リダイレクト設定は、古いURLにアクセスしたユーザーや検索エンジンを、新しいURLに自動的に転送する仕組みです。リダイレクト設定を行わないと、検索エンジンは「ページが存在しない」と判断し、検索結果から除外してしまいます。また、ユーザーも目的のページにたどり着けず、不便を感じて離脱してしまいます。
リニューアル後、検索順位が大幅に下落し、ホームページへのアクセス数が激減しました。これまで上位表示されていたキーワードでも検索結果に表示されなくなり、新規顧客の獲得が困難になりました。また、ブックマークや外部リンクからアクセスしたユーザーも、404エラーページが表示されてしまい、サイトを離脱。顧客からの信頼も失うことになりました。

失敗事例2: 301リダイレクトではなく、302リダイレクト(一時的な転送)を設定してしまい、検索エンジンからの評価が引き継がれなかった。

あるECサイトが、商品ページのURLを変更しました。しかし、リダイレクト設定の際に、301リダイレクト(恒久的な転送)ではなく、302リダイレクト(一時的な転送)を設定してしまいました。
301リダイレクトは、URLが恒久的に変更されたことを検索エンジンに伝え、古いURLの評価を新しいURLに引き継ぐことができます。一方、302リダイレクトは、一時的な転送であるため、検索エンジンは古いURLの評価を新しいURLに引き継ぎません。
リダイレクト設定は行ったものの、検索エンジンは古いURLを評価し続けたため、新しいURLの検索順位がなかなか上がりませんでした。その結果、商品ページへのアクセス数が減少し、売上が低下しました。

失敗事例3: リダイレクト設定に漏れがあり、一部のページが404エラーになってしまった。

ある企業が、ホームページをリニューアルし、多くのページのURLを変更しました。しかし、リダイレクト設定に漏れがあり、一部のページが404エラーになってしまいました。
リダイレクト設定は、手動で行う場合、設定漏れが発生しやすいです。特に、ページ数が多い大規模なウェブサイトでは、注意が必要です。
404エラーになったページは、検索結果から消え、アクセスできなくなりました。ユーザーは目的のページにたどり着けず、不満を感じて離脱しました。また、検索エンジンからの評価も下がり、サイト全体の検索順位にも悪影響を及ぼしました。

原因2:コンテンツの削除、変更

サイトリニューアルで、SEOで評価されていたコンテンツを削除したり、大幅に変更したりすると、検索エンジンからの評価が下がる可能性があります。

失敗事例1:SEOで上位表示されていたブログ記事を、リニューアル時に削除してしまい、アクセス数が激減した。

ある企業が、ホームページのリニューアルを実施しました。その際、長年運用してきたブログの整理を行い、古い情報や、内容が薄いと判断した記事を、複数削除しました。しかし、削除した記事の中には、特定のキーワードで検索上位に表示され、安定したアクセス数を稼いでいるものが含まれていました。
リニューアル前のSEO評価を十分に確認せず、コンテンツの価値を軽視してしまったことが原因です。検索エンジンから高く評価され、多くのアクセスを集めていた記事を削除したことで、ウェブサイト全体の評価も低下し、他のページの順位にも悪影響を及ぼしました。また、削除した記事への外部リンクも無効となり、被リンク効果も失われました
リニューアル後、ホームページ全体のアクセス数が激減しました。特に、削除した記事が上位表示されていたキーワードでの検索順位が大幅に下落し、主要な集客経路を失うことになりました。ウェブサイトからの問い合わせ数も減少し、ビジネスに大きな損失をもたらしました。

失敗事例2:商品ページのURLを変更し、リダイレクト設定も行ったが、コンテンツ内容を大幅に変更したため、検索順位が下落した。

あるECサイトが、商品ラインナップの刷新に伴い、ホームページをリニューアルしました。その際、多くの商品ページのURLを変更し、301リダイレクト設定も行いました。しかし、同時に商品ページの内容も大幅に変更し、商品の説明文、画像、価格などを更新しました。
URLの変更とリダイレクト設定は適切に行われましたが、コンテンツ内容の大幅な変更が検索エンジンの評価に影響を与えました。検索エンジンは、リダイレクト先のページが、以前のページと同じ内容であると認識できず、評価をリセットしてしまいました。特に、主要なキーワードや、SEOで効果を発揮していた要素(タイトル、見出し、説明文など)が変更されたことが、順位下落の大きな要因となりました。
リニューアル後、主要な商品ページの検索順位が下落し、アクセス数が減少しました。特に、売れ筋商品のページで順位が下落したため、売上に大きな影響が出ました。リダイレクト設定は行われていたものの、コンテンツの変更によって、検索エンジンからの評価が引き継がれなかったことが原因と考えられます。

失敗事例3:主要なキーワードを変更したため、検索順位が下落してしまった

ある企業が、ホームページのリニューアル時に、SEO対策を見直しました。しかし、これまで対策していたキーワードが、自社のビジネスに合っていないと判断し、主要なキーワードを大幅に変更しました。
キーワードの変更自体は問題ありませんが、変更前のキーワードで既に獲得していた検索エンジンからの評価を失うことになります。新しいキーワードで、改めて評価を積み上げる必要があるため、一時的に検索順位が下落する可能性があります。また、キーワード選定が不適切だった場合、検索ボリュームが少ないキーワードを選んでしまい、アクセス数が増えないというケースも考えられます。
リニューアル後、ホームページ全体の検索順位が下落し、アクセス数が減少しました。新しいキーワードでの上位表示を達成できず、集客効果が大幅に低下しました。キーワード変更前の流入キーワードの分析が不十分で、戦略的なキーワード選定ができていなかったことが原因と考えられます。

原因3:内部リンク構造の変化

内部リンクは、検索エンジンのクローラーがサイト内を巡回し、各ページを評価する上で重要な役割を果たします。サイトリニューアルで内部リンク構造が大きく変わると、検索エンジンからの評価が下がる可能性があります。

失敗事例1:リニューアル前は、トップページから主要なページへリンクが貼られていたが、リニューアル後は、主要なページへのリンクが少なくなり、検索順位が下落した。

ある企業がホームページをリニューアルしました。新しいデザインはスタイリッシュで洗練されたものになりましたが、トップページから主要な製品ページやサービス紹介ページへのリンクが、大幅に削減されてしまいました。以前は、トップページに主要ページへのリンクが目立つように配置されていたため、ユーザーも検索エンジンも、重要なページを容易に見つけることができました。
デザインを優先するあまり、SEOの観点が抜け落ちてしまったことが原因です。トップページは、ウェブサイトの中で最も強力なページであり、検索エンジンからの評価も高くなります。トップページから主要なページへのリンクは、検索エンジンに対して、それらのページが重要であることを伝える効果があります。しかし、リニューアルによって、このリンクが削減されたことで、主要なページの評価が下がり、検索順位に悪影響を及ぼしました。
リニューアル後、主要な製品ページやサービス紹介ページの検索順位が下落し、ホームページ全体のアクセス数も減少しました。特に、トップページからの流入が多かったページで、アクセス数の減少が顕著に見られました。ユーザーが目的のページを見つけにくくなったことで、ウェブサイトの回遊率も低下し、コンバージョン率にも悪影響が出ました。

失敗事例2:リニューアル前は、関連性の高いページ同士が内部リンクで繋がれていたが、リニューアル後は、内部リンクが整理されておらず、検索順位が下落した。

ある情報サイトが、コンテンツの整理とデザインの一新を目的に、ホームページをリニューアルしました。しかし、リニューアル後のウェブサイトでは、関連性の高いページ同士を繋ぐ内部リンクが、適切に設定されていませんでした。以前は、各記事から関連する記事へのリンクが、文脈に合わせて自然な形で設置されていましたが、リニューアル後は、そのようなリンクがほとんどなくなってしまいました。
コンテンツの整理に注力するあまり、内部リンクの重要性が見過ごされてしまったことが原因です。内部リンクは、ユーザーがウェブサイト内を回遊しやすくするだけでなく、検索エンジンにウェブサイトの構造を伝え、各ページの関連性を示す上でも重要な役割を果たします。内部リンクが適切に設定されていないと、検索エンジンは各ページの関係性を理解できず、個々のページの評価が下がる可能性があります。
リニューアル後、ウェブサイト全体の検索順位が下落し、アクセス数が減少しました。特に、個別の記事ページへのアクセスが減少し、ウェブサイト全体の回遊率も低下しました。ユーザーが関連情報を見つけにくくなったことで、サイトの利便性も損なわれました。

原因4:サイト構造の変化

サイトリニューアルで、URL構造やディレクトリ構造が大きく変わると、検索エンジンが新しいサイトを認識するまでに時間がかかり、一時的に順位が下がる可能性があります。

失敗事例1:リニューアル前は、/products/ ディレクトリ以下に商品ページがあったが、リニューアル後は、/items/ ディレクトリ以下に変更したため、検索順位が下落した。

あるECサイトが、ホームページをリニューアルしました。その際、ウェブサイト全体のディレクトリ構造を見直し、商品ページのURLを /products/ ディレクトリ以下から /items/ ディレクトリ以下に変更しました。例えば、旧URLが example.com/products/shoe1 であれば、新URLは example.com/items/shoe1 となりました。しかし、リダイレクト設定は適切に行われませんでした。
ディレクトリ構造の変更は、ウェブサイトのURL構造を大きく変えるため、SEOに大きな影響を与える可能性があります。検索エンジンは、URLを手がかりにページの内容を認識しているため、URLが変更されると、別のページとして認識されてしまいます。リダイレクト設定が行われなかったため、検索エンジンは古いURLのページを「存在しないページ」と判断し、検索結果から除外してしまいました。
リニューアル後、商品ページの検索順位が大幅に下落し、アクセス数が激減しました。特に、/products/ ディレクトリ以下のページは、以前は検索結果の上位に表示されていたため、影響が大きく、売上にも大きな打撃を与えました。ユーザーが古いURLをブックマークしていたり、他のウェブサイトからのリンクが古いURLのままだったりした場合、404エラーが表示され、ユーザーを混乱させることにもなりました。

失敗事例2:リニューアル前は、example.com/page1.html というURLだったが、リニューアル後は、example.com/page1 というURLに変更したため、検索順位が下落した。

ある企業のウェブサイトがリニューアルされました。その際、ウェブサイトのURL構造をシンプルにするために、各ページのURL末尾の .html を削除しました。例えば、旧URLが example.com/page1.html であれば、新URLは example.com/page1 となりました。しかし、この変更に伴うリダイレクト設定は行われませんでした。
URLの末尾の拡張子(.html など)の有無は、検索エンジンにとっては別のURLとして認識されます。リダイレクト設定が行われなかったため、検索エンジンは古いURL(.html 付き)のページを「存在しないページ」と判断し、検索結果から除外してしまいました。また、新しいURL(.html なし)のページは、新規ページとして認識されるため、検索エンジンからの評価がゼロからスタートとなり、上位表示されるまでに時間がかかるようになりました。
リニューアル後、.html 付きのURLで上位表示されていたページの検索順位が下落し、アクセス数が減少しました。特に、主要なページで順位が下落したため、ウェブサイト全体のアクセス数にも影響が出ました。ユーザーが古いURLをブックマークしていたり、他のウェブサイトからのリンクが古いURLのままだったりした場合、404エラーが表示され、ユーザーエクスペリエンスを損なうことにもなりました。

原因5:Googleへの通知不足

サイトリニューアル後、Google Search Consoleへの登録や、サイトマップの送信を怠ると、検索エンジンに新しいサイトが認識されず、順位が下がる可能性があります。

失敗事例1:リニューアル後、Google Search Consoleに登録しなかったため、検索エンジンに新しいサイトが認識されず、検索順位が下落した。

ある企業がホームページをリニューアルし、新しいドメインでウェブサイトを公開しました。しかし、リニューアル後の新しいドメインをGoogle Search Consoleに登録するのを忘れていました。以前のドメインは登録されていましたが、新しいドメインは未登録の状態でした。
Google Search Consoleは、Googleの検索エンジンにウェブサイトの存在を知らせ、インデックス(検索エンジンのデータベースに登録)を促進するためのツールです。新しいドメインを登録しないと、Googleは新しいウェブサイトの存在を認識できず、検索結果に表示されにくくなります。特に、ドメインが完全に変更された場合、以前のウェブサイトとは別のサイトとして扱われるため、新規登録が必須です。
リニューアル後、新しいドメインのウェブサイトが、なかなか検索結果に表示されず、アクセス数が伸び悩みました。以前のドメインのウェブサイトは、検索結果から徐々に消えていき、最終的にはアクセスがほとんどなくなりました。Google Search Consoleに登録していれば、インデックスの状況を確認したり、問題点を把握したりできましたが、未登録だったため、対応が遅れてしまいました。

失敗事例2:リニューアル後、XMLサイトマップを送信しなかったため、検索エンジンが新しいサイトのページをクロールできず、検索順位が下落した。

あるウェブサイトがリニューアルされ、サイト構造が大幅に変更されました。しかし、リニューアル後、新しいサイトマップをGoogle Search Consoleに送信するのを忘れていました。以前のサイトマップは送信されていましたが、新しいサイト構造には対応していませんでした。
XMLサイトマップは、ウェブサイト内のページ構成を検索エンジンに伝えるためのファイルです。サイト構造が変更された場合は、新しいサイトマップを作成し、Google Search Consoleに送信する必要があります。古いサイトマップのままだと、検索エンジンは新しいページを見つけることができず、インデックス(検索エンジンのデータベースに登録)が遅れたり、一部のページがインデックスされなかったりする可能性があります。
リニューアル後、新しいウェブサイトの一部のページが、なかなか検索結果に表示されず、アクセス数が伸び悩みました。特に、新しく追加したページや、URLが変更になったページで、インデックスの遅れが顕著に見られました。Google Search Consoleで確認したところ、送信済みのサイトマップが古い状態のままであることに、後から気づきました。

リニューアルでSEOに失敗しない7つの方法

ここでは、サイトリニューアルでSEOで失敗しないための、具体的な対策を7つ紹介します。

対策1:リダイレクト設定を確実に行う

URLが変更される場合、301リダイレクトを適切に設定することが重要です。

301リダイレクトとは

301リダイレクトは、古いURLから新しいURLへ恒久的に転送する設定です。これにより、検索エンジンに新しいURLを認識させ、SEOへの影響を最小限に抑えることができます。

.htaccessファイルでの設定

Apacheウェブサーバーを使用している場合、サーバーに「.htaccess」ファイルを設置し、リダイレクトルールを記述します。設定内容が複雑になることが多いため、専門知識が必要です。この作業は難易度が高いので、専門家に依頼するのがベストです。

WordPressプラグインでの設定

WordPressを利用している場合、「Redirection」などのプラグインを使うと、簡単にリダイレクトの設定ができます。プラグインの設定方法については、以下のリンクで確認できます。Redirection

リダイレクト設定の確認

リダイレクトが正しく行われているか確認するためには、リダイレクトチェックツールを使用します。特におすすめなのが「ohotuku.jp」のリダイレクトチェックツールです。これを使うと、設定したリダイレクトが適切に機能しているか確認できます。ohotuku.jp

対策2:コンテンツの質と量を維持・向上させる

SEOで評価されるコンテンツはできる限り維持しましょう。もし削除する場合は、代替コンテンツを用意し、そのコンテンツに対してリダイレクト設定を行うことが重要です。

SEOキーワードの見直し

まず、SEOキーワードを見直し、上位表示を狙うために再検討することが大切です。

  • キーワード調査ツールの活用
    キーワード調査ツールを使って、ターゲットとすべきキーワードを探しましょう。特に「ラッコキーワード」は、SEOに有用なキーワードを効率的に見つけられるツールとしておすすめです。
    ラッコキーワード
  • 競合サイトのキーワード調査
    競合サイトが狙っているキーワードを参考にするのも良い方法です。無料で競合サイトのキーワードを調べるには「Ubersuggest」が便利です。
    Ubersuggest

コンテンツの再構成・リライト

既存のコンテンツは、最新の情報を盛り込んで更新することが大切です。また、ユーザーにとってよりわかりやすく、読みやすい文章にリライトしましょう。以下のポイントに注意しましょう:

  • 見出し・箇条書き・表を活用
    見出しをしっかりつけ、箇条書きや表を活用することで、ユーザーが求める情報を探しやすくなります。

新規コンテンツの追加

ターゲットユーザーのニーズにマッチした質の高いコンテンツを新たに追加することが効果的です。たとえば、以下のようなコンテンツが有効です:

  • ブログ記事
  • お客様の声
  • 事例紹介
  • 他にはない位置情報や地域特化型の情報

これらを積極的に追加することで、SEO効果を高めるとともに、ユーザーの関心を引きつけることができます。

対策3:内部リンク構造を最適化する

関連性の高いページ同士をリンクし、ユーザーと検索エンジンのクローラーがサイト内をスムーズに回遊できるようにしましょう。

パンくずリストの設置

パンくずリスト(Breadcrumb List)は、Webサイトの階層構造を示すナビゲーションの一種で、ユーザーが「今どこにいるのか」を視覚的に理解しやすくし、簡単に上の階層へ戻れるようにします。この名前は、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場する「パンくず」から取られています。物語でヘンゼルが迷わないようにパンくずを落としたのと同じように、Webサイトのパンくずリストも、ユーザーがどの道を通って現在のページにたどり着いたかを示しています。

パンくずリストを設置することで、ユーザーがサイト内で自分の位置を把握しやすくなり、SEO効果も向上します。
WordPressのプラグイン「Breadcrumb NavXT」を利用すると、簡単にパンくずリストを導入できます。このプラグインは、従来の「Breadcrumb Navigation XT」の後継として開発され、柔軟にカスタマイズ可能で、自由にパンくずリストを設定できます。
Breadcrumb NavXT

グローバルナビゲーションとフッターナビゲーションの見直し

グローバルナビゲーションは、Webサイト全体で共通して表示される主要ページへのリンクで、ユーザーが目的の情報に迅速にアクセスできるようにサポートします。また、サイトの全体構造を把握しやすくする「目次」のような役割も果たします。フッターには、さらに詳細なナビゲーションを追加することもできます。

コンテンツ内からのリンク

関連性の高いページへのリンクは、適切なアンカーテキストを使用して設置することが重要です。リンク先の内容を明確に示す具体的なキーワードを含めることで、ユーザーと検索エンジンの両方にとってわかりやすくなります。曖昧な表現(例:「こちら」)は避け、リンク先の内容を正確に伝える言葉を選びましょう。

対策4:サイト構造を最適化する

サイト構造の最適化は、検索エンジンがウェブサイトの内容を理解しやすくする上で不可欠であり、SEO対策の基本です。また、ユーザーにとっても、サイト内の情報が見つけやすくなり、利便性が向上します。ここでは、サイト構造を最適化するための具体的な方法を解説します。

URL構造の見直し

URLは、ウェブサイトの各ページのアドレスであり、検索エンジンとユーザーの双方にとって、ページの内容を理解するための手がかりとなります。わかりやすく、SEOに強いURL構造にするためには、以下の点に注意しましょう。

  • シンプルでわかりやすいURLにすることが重要です。人間が見て、ページの内容を推測できるようなURLにしましょう。長すぎるURLや、意味のない文字列の羅列は避け、ページの内容を表すキーワードを含めることを推奨します。例えば、「example.com/page?id=123」のようなURLよりも、「example.com/about-us/」の方が、ページの内容を理解しやすく、SEO効果も期待できます。
  • URLには階層構造を反映させると良いでしょう。ディレクトリ構造をURLに反映させることで、ページの階層関係を示し、ユーザーと検索エンジンがサイト全体の構造を把握しやすくなります。例えば、「サービス紹介」ページの下層に「ホームページ制作」ページがある場合、「example.com/services/website-design/」のようにURLを設定します。
  • URLに使用する文字は、小文字の英数字とハイフンを使用するのが一般的です。大文字と小文字は区別される場合があるため、小文字で統一しましょう。スペースや特殊文字は避け、単語の区切りにはハイフン(-)を使用します。
  • さらに、動的URLよりも静的URLを使用することを推奨します。動的URLとは、「example.com/page.php?id=123」のように、パラメータによって内容が変わるURLのことです。一方、静的URLは、「example.com/about-us/」のように、URL自体に意味があり、内容が固定されています。静的URLの方が、SEOに有利になる傾向があります。WordPressの場合は、パーマリンク設定で簡単に静的URLに変更できます。

URLの正規化

URLの正規化とは、ウェブサイト内の同一コンテンツに対して、複数存在するURLを、検索エンジンに評価してほしい1つのURL(正規URL)に統一することです。
URLが正規化されていないと、検索エンジンからの評価が分散してしまう可能性があります。

具体的には、

  • wwwの有無: example.com と www.example.com のどちらかに統一し、301リダイレクトで一方のURLに転送します。
  • index.htmlの有無: example.com/index.html と example.com/ のどちらかに統一し、301リダイレクトで一方のURLに転送します。
  • httpsへの統一: httpとhttpsの両方でアクセスできる場合は、httpsに統一し、301リダイレクトでhttpからhttpsに転送します。
  • 末尾のスラッシュの有無: example.com/about と example.com/about/ のどちらかに統一し、301リダイレクトで一方のURLに転送します。

URLの正規化は、.htaccess ファイルを編集したり、WordPressプラグインを使用したり、サーバーのコントロールパネルで設定したりすることで実現できます。

ディレクトリ構造の見直し

ディレクトリ構造は、ウェブサイトの情報を整理し、検索エンジンとユーザーの双方にとって、わかりやすい構造にする必要があります。

  • 関連性の高いコンテンツを、同じディレクトリにまとめるようにしましょう。例えば、「商品紹介」に関するページは、/products/ ディレクトリ以下にまとめ、「会社概要」に関するページは、/about/ ディレクトリ以下にまとめます。
  • ディレクトリの階層は浅くすることを心がけましょう。階層が深すぎると、検索エンジンのクローラーが、すべてのページを巡回しにくくなり、インデックス(検索エンジンのデータベースへの登録)が遅れる可能性があります。また、ユーザーも目的のページにたどり着きにくくなります。できるだけ3階層以内に収めるのが理想的です。
  • ディレクトリ名には、わかりやすい名前を付けることも重要です。ディレクトリ名から、コンテンツの内容を推測できるようにしましょう。「example.com/page1/」のような意味のないディレクトリ名ではなく、「example.com/services/」のように、内容を表す名前を付けます。

モバイルフレンドリー対応

近年、スマートフォンからのアクセスが増加しており、モバイルフレンドリー対応は、SEO対策において必須となっています。

  • 最も一般的な対応方法は、レスポンシブウェブデザインを採用することです。レスポンシブウェブデザインとは、1つのHTMLファイルで、PC、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスの画面サイズに最適化して表示する技術です。CSSのメディアクエリを使用して、デバイスごとに異なるスタイルを適用します。
  • また、Googleは、モバイル版のページを優先的にインデックスする「モバイルファーストインデックス」を採用しています。そのため、モバイル版のページを、PC版のページと同等、またはそれ以上に充実させる必要があります。
  • モバイルフレンドリー対応ができているかどうかは、「PageSpeed Insights」ツールで確認できます。

ページ表示速度の高速化

ページ表示速度は、ユーザーエクスペリエンスとSEOの両方に影響を与える重要な要素です。表示速度が遅いと、ユーザーはストレスを感じ、ウェブサイトから離脱してしまう可能性があります。また、Googleは、ページ表示速度を検索順位の決定要因の一つとしていますので、SEO対策としても重要です。

ページ表示速度を高速化するためには、以下のような対策が有効です。

  • 画像の最適化: 画像サイズを圧縮したり、適切な画像フォーマット(JPEG, PNG, WebPなど)を選択したり、遅延読み込み(Lazy Loading)を実装する
  • 不要なプラグインの削除: 使用していないプラグインは、無効化するだけでなく、削除する
  • キャッシュの活用: ブラウザキャッシュ、サーバーキャッシュを活用する。WordPressの場合は、キャッシュプラグイン(例:W3 Total Cache, WP Super Cache)を導入する
  • サーバーの応答速度の改善: 高速なサーバーに乗り換える、CDN(コンテンツデリバリネットワーク)を利用する

「PageSpeed Insights」ツールで、ページ表示速度を計測し、改善点を見つけることができます。

対策5:Googleへの通知を確実に行う

サイトリニューアル後は、Google Search Consoleを使って、新しいサイトの情報をGoogleに確実に伝えましょう。Google Search Consoleを活用することで、サイトの存在をGoogleに知らせたり、インデックス状況を確認することができます。

Google Search Consoleへの登録

サイトの新しいURLをGoogle Search Consoleに登録します。これにより、Googleにサイトが存在することを伝え、掲載状況を追跡できます。

XMLサイトマップの作成と送信

XMLサイトマップを作成し、Google Search Consoleから送信しましょう。これにより、Googleがサイト内のページを効率的にクロールできます。WordPressの場合、プラグインを使用すると、サイトマップを簡単に作成できます。

Fetch as Google(URL検査)の活用

Google Search Consoleの「URL検査」ツールを使って、主要なページが正しくインデックスされているかを確認しましょう。もしインデックスされていない場合は、インデックス登録をリクエストすることができます。これにより、Googleがサイトを速やかに反映し、検索結果に反映されやすくなります。

対策6:被リンク対策を行う(可能であれば)

リンク対策とは、外部のWebサイトから自サイトへリンクを貼ってもらう施策のことです。被リンク(バックリンク)は、検索エンジンがサイトの評価を判断する重要な要素の1つであり、質の高い被リンクを獲得することでSEO効果が期待できます。

被リンク対策の重要性

  1. SEO効果の向上
    Googleのアルゴリズムは、被リンクを「他サイトからの推薦」として評価します。権威性の高いサイトからの被リンクが多いほど、検索順位が向上しやすくなります。
  2. オーガニックトラフィックの増加
    他サイトからのリンクを通じて訪問者が増え、自然検索以外からの流入も期待できます。
  3. サイトの信頼性向上
    業界内の信頼性のあるサイトからのリンクが多いと、Googleだけでなくユーザーからの信頼も得られます。

効果的な被リンク対策

1. 良質なコンテンツの作成

他のサイトが「紹介したい」と思えるような有益で価値のある記事やデータを作成しましょう。特に、具体的な事例や調査データをまとめたオリジナルのリサーチ記事は、自然な被リンクを獲得しやすくなります。高品質なコンテンツは、他のサイトがリンクを貼りたくなる強力な要素となります。

2. SNSやブログを活用する

Twitter、Facebook、LinkedInなどのSNSで記事を拡散し、被リンクの機会を増やしましょう。また、業界のインフルエンサーにシェアしてもらえると、その影響力を活かして被リンクを獲得できることがあります。SNSの活用は広範囲にアプローチできるため、被リンク獲得に役立ちます。

3. 関連サイトとのコラボレーション

業界関連のサイトとの相互リンクを検討することも有効です。ただし、相互リンクが不自然にならないよう注意が必要です。また、ゲスト投稿(ゲストブログ)を利用して、他サイトに自分のサイトのリンクを設置してもらうことも一つの方法です。このような方法で、信頼性のあるサイトからのリンクを得ることができます。

4. 企業・団体のリスト掲載を狙う

業界団体やローカルビジネスのディレクトリサイトに登録し、信頼性の高い企業リストやWebサービスの紹介記事に掲載してもらうことも効果的です。これらのサイトは信頼性が高く、被リンクとしてのSEO効果も高いです。

5. プレスリリースを活用

ニュース性のある情報をプレスリリースとして発信し、メディアに取り上げてもらいましょう。取材記事やニュースサイトからのリンクは、SEO効果が高く、権威性のあるサイトからの被リンクを獲得できるため、非常に効果的です。

6. 競合の被リンクを分析

AhrefsMozSEMrushなどのツールを使って、競合サイトの被リンクを調査します。競合がどのようなサイトから被リンクを獲得しているのかを分析し、同様の戦略を試すことで、自サイトにとっても有効な被リンク戦略を見つけることができます。

くれぐれも、SEO目的にリンクや販売しているリンクを購入したり、無関係なサイトからのリンク、自作自演のリンクなどは避けましょう。Googleからペナルティとなる可能性があります。

対策7:ウェブ解析ツールで効果測定を行う

サイトリニューアル後は、Google Analytics 4 (GA4) などのウェブ解析ツールを活用して効果測定を行い、その結果をもとに継続的に改善を行うことが重要です。ウェブ解析に関しては、専門家である「ウェブ解析士エル・タジェール」にお任せください。

Google Analytics 4 (GA4) の設定

  1. GA4の導入とトラッキングコードの設置
    GA4をウェブサイトに導入し、トラッキングコードを正しく設置します。これにより、訪問者の動きやデータを収集する準備が整います。
  2. コンバージョン設定
    サイトで目指す成果(コンバージョン)を設定します。例えば、フォーム送信や購入など、特定のアクションを達成した際にコンバージョンとしてカウントします。
  3. 目標設定
    GA4でサイトの目標(例えば、特定のページへの訪問や特定のイベントの完了)を設定し、進捗をトラッキングします。

主要な指標の確認

  1. アクセス数
    セッション数、ユーザー数、ページビュー数などの基本的なデータをチェックし、サイトの全体的なトラフィックを把握します。
  2. 直帰率
    サイトに訪れたユーザーがどれだけの割合で他のページを見ずに離脱したかを確認します。直帰率が高い場合は、サイト内のナビゲーションやコンテンツに問題がある可能性があります。
  3. 離脱率
    ユーザーが特定のページを離れる割合をチェックします。特定のページで離脱率が高い場合、そのページの改善が必要かもしれません。
  4. 平均セッション時間
    ユーザーがサイトにどれくらいの時間滞在しているかを把握します。短すぎる場合は、コンテンツの魅力やサイトの使いやすさを見直す必要があります。
  5. コンバージョン率
    目標として設定したアクション(例えば購入や申し込み)がどの程度達成されているかを確認します。コンバージョン率の低さは改善の余地があることを示唆します。
  6. 検索順位
    SEO対策の結果として、サイトの検索順位がどう変化したかをチェックします。検索エンジンでのパフォーマンスを把握するために重要な指標です。

問題点の発見と改善

  1. データに基づく問題点の発見
    GA4などのデータをもとに、サイト内で問題となっている部分を特定します。例えば、特定のページで直帰率が高い、コンバージョン率が低いなど、課題を見つけます。
  2. 改善策の実行
    発見した問題点に対し、具体的な改善策を実行します。例えば、ページの読み込み速度を改善する、コンテンツを見やすくする、フォームを使いやすくするなどです。
  3. A/Bテストの活用
    異なるバージョンのページやコンテンツをテストし、どちらが効果的かを測定します。A/Bテストを通じて、最適な改善策を見つけ出すことができます。
エルタジェール

ウェブ解析を活用して、サイトの効果を定期的に測定し、改善を重ねていくことで、より高い成果を上げることができます。

【事例紹介】サイトリニューアルでSEO順位が向上した成功事例

戦略的WEB制作工房エル・タジェールが実施した施策で、SEO効果のあった例をご紹介しましょう。

具体的なクライアント名は公表できませんが、こちらのサイトは、そのページを見ただけで離脱してしまう直帰率が高く、まったくサイトからの反応がなくお困りでした。

エル・タジェールでは、ページ速度の改善、得意としているコンテンツの改善などをおこない、2024年9月以降ユーザー数、ページ閲覧時間を飛躍的に伸ばし、直帰率を半減させることに成功しました。

サイトリニューアル時のSEO対策チェックリスト

これまでの内容を踏まえ、サイトリニューアル時のチェックポイントをまとめておきます。

リニューアル前

  • 現状のウェブサイトのアクセス状況を分析する(Google Analyticsなど)
  • SEOで評価されているコンテンツを特定する
  • キーワード調査を行う
  • 競合サイトのSEO対策を調査する
  • リニューアル後の目標(KPI)を設定する
  • リダイレクトが必要なURLをリストアップする
  • 新しいサイトの構成案を作成する
  • コンテンツの移行計画を立てる
  • WordPressのテーマ、プラグインの互換性を確認する
  • バックアップを取る

リニューアル中

  • リダイレクト設定を確実に行う
  • コンテンツの質と量を維持・向上させる
  • 内部リンク構造を最適化する
  • サイト構造を最適化する
  • XMLサイトマップを作成する
  • モバイルフレンドリー対応にする
  • ページ表示速度を高速化する
  • WordPressのSEOプラグインを設定する
  • noindex、nofollowタグを適切に使用する
  • 構造化データをマークアップする

リニューアル後

  • Google Search Consoleに登録する
  • XMLサイトマップを送信する
  • Fetch as Google(URL検査)でインデックス状況を確認する
  • リダイレクト設定を確認する
  • Google Analytics 4 (GA4) で効果測定を行う
  • 問題点を発見し、改善する
  • コンテンツを更新し続ける
  • 被リンク対策を行う(可能であれば)

まとめ

ホームページリニューアルは、SEO対策を見直す絶好の機会です。今回ご紹介した内容を参考に、リニューアル前の準備から、リニューアル後の対策まで、しっかりと行い、検索順位の維持・向上を目指しましょう。

最も重要なことは、リニューアル後も継続的に効果測定と改善を行い、PDCAサイクルを回し続けることです。

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