「作れる技術はある。でも、企業からの発注がウェブから来ない」──国内生産トートバッグ工房が、BtoB受注をウェブで獲得できるようになるまで

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https://hide-aci.com

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プロジェクト概要

クライアント

hide-aci工房(株式会社アルファトゥリアジャパン)
東京・葛飾を拠点とする生地販売・オーダーメイドトートバッグ製作企業

  •  東京都葛飾区
  •  生地販売・製品製造
  •  BtoB・BtoC両対応

サービス内容

  • 60種類以上の生地販売
  • OEM/PB生産対応
  • オーダーメイド製作
  • 小ロット対応
  • 国内生産へのこだわり

「技術はある。でも、企業からの発注がウェブから来ない」

東京・葛飾で国内生産にこだわり続けるhide-aci工房。60種類以上の帆布生地と、1個からのオーダーメイド対応、OEM小ロット生産という専門性は、同業他社には真似できない強みでした。

ところがウェブサイトを見た企業の発注担当者からは、問い合わせが来ない。「うちのサイトは誰に向けているのか分からない」──これが、リニューアル前の率直な課題でした。

リニューアル後に起きた変化は、数字が示しています。

+246%

OEMページ表示回数

+275%

生地ページ滞在時間

+125%

OEMページ滞在時間

リニューアル前の経営課題

hide-aci工房様のビジネスは、大きく3つの事業が並立しています。企業向けのOEM・PB生産、個人向けのオーダーメイド製作、そして生地そのものの販売。この「複合事業」こそが強みである一方、ウェブ上では大きな課題を生んでいました。

  • 誰に向けたサイトか分からない:企業発注担当者と個人客の情報が混在し、初めて訪れた人が「これは自分向けか」を判断しにくい構成になっていた。
  • 専門性が高すぎて伝わらない:「帆布」「OEM小ロット」「国内生産」という強みは、知る人が見れば圧倒的な差別化要素。しかし初めて訪れた企業担当者には、その価値が一目で伝わっていなかった。
  • 滞在時間が短く、問い合わせに至らない:見てはいるが読まれていない。製品ページでも生地の豊富さが伝わらないまま離脱が起きていた。

「作れる。でも、それを求めている企業に届いていない」──技術力と集客の間にあるギャップを埋めることが、今回のリニューアルの出発点でした。

「企業に見つけてもらう」ための3つの設計

①BtoB・BtoCの導線を明確に分離

企業の発注担当者と個人のお客様では、求める情報がまったく異なります。OEMを検討する企業担当者が知りたいのは「ロット数」「納期」「品質保証」。個人客が知りたいのは「デザインの自由度」「価格感」「制作事例」。この2つを混在させると、どちらにも刺さらないサイトになってしまいます。それぞれの入口と情報の流れを分け、「自分向けのサイトだ」とすぐに分かる設計にしました。

②「国内生産・小ロット・60種類」を一目で伝える

他社との差別化要素は3つ──東京・葛飾の自社工房での国内生産、1個からの小ロット対応、60種類以上の帆布生地。これらを「事業説明」の中に埋もれさせるのではなく、ファーストビューで視覚的に強調する設計に変更しました。企業担当者が最初の10秒で「ここに頼めそうだ」と感じる構成にしています。

③データを見ながら継続的に改善

サイトを公開して終わりではなく、Google AnalyticsとSearch Consoleで継続的に計測しながら改善を重ねました。CTAボタンの位置・色・テキストの最適化、問い合わせフォームの簡素化、製品ページの構成見直しを段階的に実施。「作っただけ」のサイトを「育て続けるサイト」に変えるプロセスが、成果を生み出しました。

数字で見る変化──経営的に何が変わったか

リニューアルから6ヶ月間の継続改善を経て、サイトのパフォーマンスは大きく向上しました。単なる「アクセス数」ではなく、それぞれの数字が経営的に何を意味するかに注目してください。

指標変化経営的な意味
OEMページ表示回数+246%企業の発注担当者がOEMページを見つけやすくなった
OEMページ滞在時間+125%内容を読み込んでもらえるようになった=検討が深まった
生地ページ滞在時間+275%生地の豊富さが伝わり、選ぶ楽しさが生まれた
トップページ表示回数+104%サイト全体の認知と流入が倍増

特にOEMページの滞在時間+125%は、「企業担当者がページを読み込んでいる」ことを示しています。問い合わせの前段階である「検討」が始まっているサインです。また、CTAボタンの最適化によってクリック数が大幅に改善し、問い合わせへの導線も強化されています。

同じ課題を抱える製造業・BtoB事業者の方へ

「技術には自信がある。でも、それを求めている企業がウェブから来ない」──製造業やBtoB事業を営む方から、この相談を多くいただきます。

hide-aci工房様の事例が示すのは、「作り直す」だけでは足りないということです。誰に向けて何を伝えるか設計し直し、データを見ながら継続的に育てる──このプロセスがあってはじめて、ウェブが「24時間動く営業担当」として機能します。

エル・タジェールは、制作から運用・改善まで一貫して伴走します。まずは現状のサイトについて、無料でご相談ください。


横浜開港記念館での横浜WordPressミートアップで登壇しました

執筆者紹介

WordPress勉強会アドバイザーウェブ解析士SEO検定1級として、WordPressサイトを作るだけじゃなく、データで育て続けることにこだわっています。
小さな数字の変化を見逃さない性格で、 CVRが0.3%改善しただけで「おおっ!」となるタイプです。

「ウェブなんて所詮お飾り」
そう言っていた工場の社長が、改善後に興奮して電話をくれたとき。
これが、ウェブ解析士として一番興奮する瞬間です。
数字が、人の人生を変える。
そんな瞬間を10個、ブログに書きました。
数字の向こう側に人間が見える瞬間──ウェブ解析士が本当に興奮する10のポイント

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