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【松弁とコロナ】牛丼屋さんの客層はなぜ女性が増えたのか

野暮な用事で朝から外出をした。 あらやこれや忙しくしているうちに、ランチも十分に食べる余裕もなく、気がついたら3時だった。 小腹も空いていたし、このまま夕飯になってしまうのは、なんとも惜しい気がして、外食をすることにした。 コロナ禍で率先して外で食べる気がすすまなこともあって、久しぶりの外食。 とは言うものの、3時という時間はなんとも中途半端で、どこも気の利いたお店は開いていない。 仕方なく目についた松屋に入ることにした。   松屋といえばそう、松平健がサンバを踊っている、あの松弁の店だ。 ちなみにあのコマーシャルのロケ地は、大田区雪谷なのだが、ほとんど合成らしい。たしかによく見ると、踊りながら坂を上がってくる人たちの盛り上がり具合が不自然かも。 それにしても、マツケンサンバはオリンピックの開会式で披露してほしかったなぁ。   閑話休題。 数年ぶりに松屋に入って驚いた。 店内の客の半分が、女性客なのだ。 以前、牛丼屋に女性客が少ない3大理由には、「カロリーが高い」「隣のオジサンとの距離が近い」「丼の注文が恥ずかしい」から、と聞いたことがあった。 見てみれば、メニューにカロリー低めも増えたし、コロナ禍でテーブル席が増えたし、オーダーも食券機だ。 もしかしたら牛丼屋さんは、コロナ禍対応で苦心しているうちに、みごとに女性客の取り込みに成功したのかもしれない。 それから、お弁当もね。松屋のお弁当 = 松弁も一役買っているのでしょう。 そんなこと考えながら僕は「厚切り豚生姜焼き定食 お肉25%増量中」をパクパク食べ終えて、お店をあとにしたのだった。