雑談

ABSTRACTION

2023年は、気になるデザインを積極的に見に行くことにしています。

今日は、京橋のアーティゾン美術館に「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開」を見に行きました。

写実的ではないので、いったいなにを描いているのか、どんなメッセージがあるのか分かりづらいとも言われる抽象絵画ですが、私はそれを想像するのが楽しいので、とても充実した時間を過ごせました。

詳しくはないのですが、おそらくピカソのキュビズムあたりからはじまった抽象絵画だと思いますが、第二次大戦で荒廃した欧州から芸術の中心地が米国に移動し、抽象絵画の技法や裾野が広がっていったように思います。

今回もっとも圧巻だったのは、鍵岡リグレ アンヌのこの作品。
色は記号であり、メッセージであり、悲鳴でもある。
そんな気がしました。