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めざすべきは「売れっ子地下アイドル」~自分のお客さんの作り方

先日、ふとしたことからある「画家」の本を読んだ。

作者の福井安紀さんは、若いうちから計画的に「将来専業画家で生活を立てる」と志を立て、見事に実践なさってきた。この本は、その記録と「専業画家として生計を立てるノウハウ」が豊富なイラスト・図解とともに書かれている。

私がこの本に惹かれたのは、表紙に書かれている「『自分のお客さん』の作り方」という一文だった。
フリーランスとなって半年、仕事を取り続けることになにか良い改善策はないかと思っていた矢先だったこともあり、すぐに購入して読み始めた。

この記事では、いつも本を読む際につけているメモをまとめたものだ。
一部とりとめがない部分もあるが、フリーランスでやっていくノウハウ、心構えとしては、画家もWEB制作者も似たようなところがある。
私にとってはとても参考になったので、きっとフリーランスの皆さんにお役に立つのではないだろうか。

  • > 専業で活動するなら自分に自身を持て。強い想いを持って活動せよ。
  • > お金がない時でも心の豊かさを保つためには、高級なお気に入りの食器を使う、調味料は高いものを使う、庭をキレイにするなど日常の美を大切にする。
  • > 接客のポイントは、作家(自分)のことをよく知ってもらうこと
  • > 価格は自分で決める。自分で考えている価格の1.5倍~2倍が妥当。100個依頼されても嫌にならない価格をつける。
  • > 目標平均価格という考え方を持つ。「年間いくら必要か」/「年間何件制作できるか」=「目標平均価格」
  • > 受注しやすい人は、「貪欲で品がある人」。名刺や会話に、さりげなく「ご注文喜んでお受けいたします」と入れる
  • > 依頼主とのヒアリングで、意図が十分に測れない理由に「依頼主の遠慮」がある。依頼主は、どこまで頼んで良いのか、スキルとしてどこまでできるのかがわからず、躊躇している。積極的に汲み取ってあげる。たとえば、デザインなら二択にして選んでもらう。
  • > クライアントには直接会うべき。
  • > 目指すべきは、有名大物歌手ではなく「売れっ子地下アイドル」。お客さんとの距離が近く、あなたの性格を伝えやすく、誠実に対応できる関係。万人受けする必要はない。
  • > 心が折れないためには、プライドは少ないほどいい。

どうでしたか?
詳しくはぜひ、書籍を買ってよんでみてくださね。