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「テート美術館展」に行ってきました

フォトショップで制作していると、気になるのが光。
こちらから光が差し込んでいるから、こっちが明るくて、このあたりは。。。
なんて、計算しながら、試行錯誤をしながら、色を付けたりしています。

そんな、光の付け方の参考になるかなぁ、と思って、行ってきたのが東京新国立美術館で開催中の光をテーマにした「テート美術館展」。

時代の流れに合わせて、光が芸術にどう使われてきたかを見せてくれるのだが、もっとも興味を引いたのは一番初めのセクションだった。

ゲーテは、色彩は単なる物理的現象ではないと主張する。
色彩は、光によって初めて知覚されるような性質のものではなく、光と影の調和的な混合が作り出すものだ、というのだ。

19世紀の画家たちは、この言葉に大きく影響を受けた。

私は、この時代の絵画の数々が、「光をどう描くか」に苦心していたことがわかって、見に来てよかったと思いました。

かなり観覧者が多く、なかなか真正面から写真が撮れないのが残念でした。